ゴールデンウィークが間近に迫っています。日本中の多くの人が大型連休を楽しめるこの時期、魅力的な国内の隠れ名所を訪れてみませんか。
日本国内のおすすめ旅行先を5つ厳選してご紹介します。

ゴールデンウィーク中、ここにはもう雪はないでしょう
写真:Edu Snacker / Shutterstock.com
北海道・余市:ワインとウイスキーの聖地
北海道の北海岸に位置し、美しいビーチで知られる余市は、暖かい季節にはサーファーに人気です。しかし、グルメを楽しみたい方にもおすすめの場所です。新鮮で美味しいシーフードはもちろんのこと、近年はワインの産地としても評価が高まっています。「オチガビ(Occi Gabi)ワイナリー」では、小学生以上の見学を受け入れています。
余市には、ジャパニーズ・ウイスキーの原点として有名な「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」もあります。ここは、ニッカの創業者・竹鶴政孝とスコットランド人の妻リタを描いた2016年のNHK連続テレビ小説『マッサン』の舞台にもなりました。

和歌山・高野山:幻想的な世界遺産
大阪の南に位置する高野山エリアは世界遺産に登録され、816年に空海が修行の場を開いて以来、日本仏教の聖地となっています。その中心となる奥之院には、杉木立の中に約20万基もの石碑が並んでいます。周辺には多くの寺院があり、宿坊に泊まって精進料理や瞑想を体験することもできます。
ここから1時間足らずの場所には、もう一つのユニークなスポット、「猫駅長」がいる貴志駅があります。和歌山電鐵貴志川線の貴志駅で駅長を務める3代目・よんたまは、伝説的な初代駅長「たま」、そして3代目「ニタマ」の遺志を継いでいます。たま駅長は駅を財政破綻の危機から救ったとされており、現在では猫にまつわるあらゆるものを楽しみに多くの観光客が貴志川エリアを訪れています。
山口・美祢:秋芳洞
中国地方の山口県美祢市には、壮大な「秋芳洞」があります。洞窟の総延長は約10kmで、そのうち1kmが一般公開されています。ルートにはエレベーターも設置されており、歩きやすいため、年齢や体力を問わず楽しめます(ただし、小さなお子様には地下の体験が少し怖いかもしれません)。大自然が作り出した不思議で畏敬の念を抱かせる光景を眺めながら進むと、洞窟を住処とする6種類のコウモリに出会えるかもしれません。
美祢エリアには他にも、ハイキングや絶景で人気の「秋吉台カルスト展望台」や、様々な動物と間近で触れ合える「秋吉台サファリランド」などのアトラクションがあります。

宮崎・高千穂:壮大な景色と日本神話
宮崎県北西部に位置する高千穂のドラマチックな地形は、忘れられないゴールデンウィークの旅となるでしょう。五ヶ瀬川が流れる高千穂峡は、両側を切り立った断崖に囲まれています。峡谷の自然美を体験する最高の方法は貸しボートで、ルート沿いには高さ17メートルの真名井の滝など、見応えのある滝が点在しています。遊歩道もあり、ゴールデンウィークは様々な花々を鑑賞するのにも最適な時期です。
高千穂は日本独自の宗教である神道の聖地としても知られています。多くの神社があるほか、高千穂神社では毎晩、神々に捧げる聖なる舞と音楽である「夜神楽」が披露されています。町役場を通じて民泊の手配も可能です。もっと南国気分を味わいたいなら、宮崎の白い砂浜へ向かいましょう。
岩手・遠野と北上:ゴールデンウィークの桜とみちのく民話
岩手を訪れる多くの人は、歴史的な記念碑や庭園で有名な世界遺産・平泉を目指します。しかし、少し趣向を変えて、豊かな民話の遺産を持つ小さな町、遠野へ足を運んでみてはいかがでしょうか。この伝統の中心にあるのは、いたずら好きなカッパの伝説です。
町から数キロの場所には、絵画のように美しい「カッパ淵」があり、キュウリ(カッパの好物)を使ってカッパ釣りに挑戦したり、地元のカッパ専門家「カッパおじさん」と話をしたりできます。伝統的な建築物が農村のように集まった「遠野ふるさと村」も見逃せません。岩手では通常、ゴールデンウィークの前半が桜の見頃となり、遠野から約70分の場所にある北上市の「展勝地」は屈指の観賞スポットです。
この記事は、Natalie Jacobsenによる英語の原文を翻訳・編集したものです。

