昨年の大阪万博で、「車や洗濯物のように、自分も自動で洗われて乾燥までできたらいいのに」と思った人も多いのではないでしょうか。その未来がついにやってきました!
株式会社サイエンスが開発した「ミライ人間洗濯機」が、一部のヤマダデンキ店舗で取り扱いを開始しました。ポッドの中に入り、キャノピーを下ろせば、あとはマシンにお任せです。
ウルトラファインバブルのジェット噴流が肌を洗浄し、すすぎから乾燥までわずか15分で完了。しっとりと潤いのある肌に仕上げます。その間、システムがバイタルサインを感知し、神経系をリラックスさせるための音楽や映像を流してくれます。

1970年の大阪万博で展示されたサンヨー「ウルトラソニックバス」が、サイエンス社の人間洗濯機のインスピレーションとなりました。このプロトタイプは現在パナソニックミュージアムに所蔵されています。Images © Panasonic Holdings
万博の目玉展示から家庭の浴室へ
実は、このコンセプト自体は新しいものではありません。元祖・人間洗濯機である「ウルトラソニックバス」は1970年の大阪万博でデビューし、当時少年だったサイエンス社の青山恭明会長の想像力をかき立てました。それから50年以上を経て、青山氏は娘の敏感肌の悩みとファインバブル技術への探求心をきっかけに、身体をこすらずに優しく洗う方法を具現化しました。
2025年万博版は大ヒットを記録し、1,277人が体験。体験後の満足度は98.3%という驚異的な数字を叩き出しました。昨年12月にホテル向けの導入が始まり、2026年2月26日からはヤマダデンキで家庭用の注文受付も開始。万博で最も話題を呼んだ展示が、ついに個人の浴室に導入可能となりました。
ただし、価格は設置・初年度メンテナンス込みで6,000万円という高級車並みの設定。主なターゲットは高級ホテル、医療施設、介護施設、そしてこだわりを持つ富裕層の個人宅です。

via Science Co. Ltd
池袋で無料体験のチャンス
自宅に6,000万円を投じる準備ができていなくても、今月、東京のヤマダデンキLABI池袋本店で無料体験が可能です。3月16日、18日、23日、27日、30日に体験セッションが行われ、需要が高いため抽選制となっています。第1回の応募は締め切られましたが、展示は池袋店で継続されており、注文自体は全国のヤマダデンキ各店舗で受け付けています。
入浴の未来が、すぐそこまで来ています。あなたがそれを受け入れる準備ができているかは、また別の問題ですが。