日本の飲食文化は幅広く、そして奥深いものです。東京だけでも、数多くの受賞歴を誇るカクテルバーが存在します。多くのバーでは、クラシックなものからユニークなカクテルまで幅広く提供されており、日本の新鮮な旬の食材を用いた「ローカル・カクテル体験」を楽しむことができます。ここでは、カクテル初心者から通の方まで、東京の中心部で必ず満足できる8つのバーをご紹介します。

写真:Lisa Knight
石の華
渋谷ヒカリエのすぐ近く、ひっそりとした地下にある 石の華 は、真のカクテル愛好家のためのバーです。オーナーバーテンダーの石垣忍氏は、IBA公認の国際大会で優勝した経歴を持ちますが、その実力はカクテルを一口飲めば分かります。柚子ビターズを使用した人気の「ジャパニーズ・ネグローニ」のようなツイストを効かせたクラシックから、「ファーム・トゥ・バー」のフルーツカクテルまで、多彩なラインナップを誇ります。トマトを丸ごと1個使用したブラッディ・マリーに象徴されるように、地元の新鮮な食材へのこだわりは並々ならぬものがあります。バーテンダーに好みを伝えれば、リクエストに合わせた一杯を作ってくれます。

写真:Lisa Knight
The SG Club
最新の「アジアのベストバー50」で14位にランクインした The SG Club は、Guzzle(ガズル)、Sip(シップ)、Savor(セイヴァー)というテーマの異なる3つのフロアで構成されています。1階の「Guzzle」は、スタンディング形式でユーモアあふれる名前のカクテルを楽しめるカジュアルな雰囲気です。2階の「Savor」は会員制のシガーラウンジで、最高級のシガーに合わせたカクテルが提供されます。最も人気なのは地下にある「Sip」です。ここでは、寿司をカクテルで表現した「Whiskey Nigiri」のような独創的で刺激的なメニューが揃い、五感を刺激する画期的な体験ができます。
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Bar Centifolia
SNSをよく利用される方なら、Bar Centifolia の華やかなパフォーマンスや目を引くカクテルを目にしたことがあるかもしれません。静かな場所を求めている方には向かないかもしれませんが、この完全予約制のバーがこれほどまでに人気なのには理由があります。カクテルの味はもちろん、そのメイキングのプロセスが実に魅力的なのです。オーナーバーテンダーの駒井優三氏は、刺激的で、時にはユーモアを交えた美味しい夜を提供することに情熱を注いでいます。目の前で日本刀を使って氷をカットしたり、カウンター全体を炎で包んだりと、一度訪れたら忘れられない体験になるはずです。
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Bar Benfiddich
今年のアジアのベストバー50で4位に輝き、「日本最高のバー」とも称される鹿山博康氏の Bar Benfiddich は、世界的に有名です。西新宿に位置するこの14席のバーは、都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気に包まれています。鹿山氏の実家の農園で採れた新鮮な食材を使用した「ファーム・トゥ・バー」のカクテルは絶品。決まったメニューはありませんが、ベースのスピリッツや好みの味を伝えれば、期待を超える一杯を提供してくれます。

写真提供:Bar Libre
Bar Libre (バー・リブレ)
革新的なミクソロジーの技術に興味があるなら、Bar Libre がおすすめです。リラックスした雰囲気ながら、液体窒素やスモーキングガンを駆使したインパクトのあるカクテルを楽しむことができます。季節ごとのメニューはもちろん、スタンダードなカクテル、充実したフードメニュー、そしてシガーも用意されています。池袋にあるこのバーでは、ディフューザーや遠心分離機などの技術を用いた「ニューウェーブ・カクテル」をぜひ試してみてください。「ロイヤルミルクティー」のカクテルも、バリエーションを広げたい方におすすめです。
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Memento Mori (メメントモリ)
チョコレートとカクテル、その両方を一度に楽しめるのが「カカオ・カクテル」です。Memento Mori は、カカオとお酒という2つの魅惑的な要素を掛け合わせたユニークな体験を提供しています。虎ノ門ヒルズにあるこのカカオバーでは、ホットチョコレートやカカオのインフュージョンに加え、発酵カカオシロップやカカオパルプといった驚きの食材を用いた一杯が楽しめます。名高いバーテンダー南雲主于三氏が手掛ける、贅沢で濃厚なショコラな夜を体験してください。

写真提供:Bar Opa
Bar Opa (バー・オーパ)
1996年にトップバーテンダー大槻健二氏によってオープンした Bar Opa は、おもてなしの心と細部への徹底したこだわりといった、銀座のオーセンティックバーに求められるすべての要素を兼ね備えています。故・大槻氏をはじめ、スタッフの多くが数々の受賞歴を誇ります。リラックスした雰囲気で、一人でも立ち寄りやすいのが魅力。フルーツカクテルからクラシックな一杯まで、質の高い体験が約束されています。ただし、ドレスコードがあるため、ビーチサンダルなどの非常にカジュアルな服装は避けましょう。

写真提供:Apollo Bar
Apollo Bar (アポロバー)
クラシックなニューヨークのバー体験を求めているなら、Apollo Bar がぴったりです。銀座コリドー街の地下にひっそりと佇むこの隠れ家的な空間は、見つけただけで幸運に感じるような場所です。フードメニューはなく、主役はあくまでもカクテル。自家製のトニックウォーターやジンジャーエール、シロップ、そして美しい氷を使い、基本を忠実に守りながら最高の一杯を追求しています。