3月の東京のアートシーンは、国内最大級の美術見本市「アートフェア東京」の開催を中心に盛り上がりを見せています。また、ロバート・ナヴァやレイモンド・レムストラといった画家の日本初個展や、伝説的な「セクシーロボット」で知られる空山基の過去最大規模の回顧展など、注目すべき個展が目白押しです。東京国立近代美術館での華やかな日本画から、銀座での実験的なサウンド・インスタレーションまで、今月チェックすべき7つの展覧会をご紹介します。

art exhibitions tokyo march

© Nacasa & Partners Inc. / Courtesy of Fondation D’Entreprise Hermès

アンドリュス・アルチュニアン「Obol」

銀座のメゾンエルメス フォーラムでは、アルメニア・リトアニア出身のアーティスト、アンドリュス・アルチュニアンの日本初個展を開催。音楽と歪んだ形態の関係を追求し、神話的でありながら未来的な声景とモチーフを融合させたインスタレーションを展開します。

場所:銀座メゾンエルメス フォーラム (地図)
期間:2月20日〜5月31日(水曜休)
料金:無料

art fair tokyo 2026

提供:アートフェア東京 / PR Times

アートフェア東京2026

3月13日から15日まで、東京国際フォーラムで開催。141のギャラリーが集結するアジア最古のアートフェアです。骨董から伝統工芸、現代アートまで幅広く網羅されており、今年はビデオアートやムービングイメージに焦点を当てた展示も注目されます。

場所:東京国際フォーラム ホールE / ロビーギャラリー (地図)
期間:3月13日〜15日
料金:前売 4,000円 | 当日 5,000円

sorayama tokyo exhibition creative museum tokyo art exhibitions march 2026

空山基《無題》(1982) © Hajime Sorayama, Courtesy of Nanzuka.

空山基「光、透明、反射」

Nanzukaのキュレーションによる、空山基の過去最大規模のリトロスペクティブ。約50年にわたる画業を網羅し、ハイパーリアリズムと人体美を融合させた「セクシーロボット」シリーズなどを展示。AI時代の「リアリティ」を問う、刺激的な展示内容です。

場所:クリエイティブミュージアム東京 (地図)
期間:3月14日〜5月31日
料金:前売 2,300円 | 当日 2,500円

tokyo art exhibitions march 2026

下村観山《弱法師》(1915) 国指定重要文化財、東京国立博物館蔵。

下村観山展

近代日本画の巨匠、下村観山の足跡を辿る特別展。150点以上の作品を通じ、伝統的な狩野派の技法と、英国留学で得た西洋の陰影表現を融合させた独自のスタイルを紹介します。

場所:東京国立近代美術館 (地図)
期間:3月17日〜5月10日
料金:前売 1,800円 | 当日 2,000円